クリスマス・バス―マートルばあさんとおんぼろバスの二人
これといった目新しさは無いのですが、じわじわと「善き波動」ともいうべき滋養のようなものが心に押し寄せます。古き良きアメリカの善良さと、田舎町の風情に対するノスタルジーでしょうか。ついつい人にプレゼントしてしまいました。
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Equinoxe
LP盤は聴きすぎてすり減ってしまいました。フォロンの描いたジャケットだけでも買いです。1作目の「幻想惑星」よりもポップな感じで、星空眺めながら毎晩でも聴けます。
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樹海のオトシモノ [DVD]
これさっきも見た!という既視感におそわれる作品。作品は3パートプラス隠しチャプターの4つのパートに分かれているが、概ね同じ設定で同じ構成、落ちだけがちょっと違うという内容。基本は樹海に入って自殺志願者を見つけて、思いとどまるよう説得するというもの。落ちとしては大体説得されない。解説によれば、タイトルと同名の実在ホームページの動画を題材にしているらしいが、本当のそのサイトにはそんな動画はもともとなかった(と思いますが?)一章:これには序章的な前振りがあり、新人レポーターが起用される経緯が描かれる。自殺志願者を見つけ説得するもののスタッフ含め皆で遭難する。二章:まったく同じ構成のスタッフで樹海に向かう。ただし、まったく同じ格好だがレポーターの中身は違う。自殺志願者を見つけるものの、軽薄な説得の口調に志願者が激高、大暴れする。スタッフはその後も追い回されることに。三章:まったく同じ構成のスタッフで樹海に向かう。ただし、まったく同じ格好だがレポーターの中身は違う。自殺志願者っぽい人物を見つけ説得し、円満解決か、と思いきやその人物は実は自殺志願者ではなく、その正体は、、タイトル画面に隠しメニューがあり、これは「0章」となっている。本編のやらせメイキング風でもあるが、不条理展開もあり、意味不明な落ち。ふりだしにもどっては、同じことを繰り返すような作品ながら、役者の皆さんの演技はレポーターのあほっぽさ含めなかなか熱演?とも言える。内容は簡潔でわかりやすく緊迫感もあって、結構面白い、、、と思いました。実勢価格もお手頃です。
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電磁マシマCD 2
CBCラジオ 電磁マシマシのCD第2弾と言う事ですが、sanodg氏による新オープニング、エンディングテーマ曲に加えて、色々入っております。サイモンガー・モバイルの楽しい曲も入ってます。前回の電磁マシマCD音源によるリスナーのリミックス入選作品も入ってます。なかなかレベルが高くてびっくり。その他色々、聞き所満載のCDになってます。特に面白かった番組のアーカイブ、いわゆる"神回”も収録されてます。あの驚きの"ハープ特集"も入ってます。リアルタイムでも聞いていましたが、こうやってCD化されて聞き直すと、リアルで感じた楽しさ、面白さが蘇ってきます。昔NHK FMで放送された、坂本龍一の電気的音楽講座、30年ぶりぐらいで、アーカイブに上がってるのを聞いた時の感慨、それと似た様なものを感じました。一度きり、その場限りで聞いたものがずーっと残っていて、聞き直したときにそれが蘇る。トーク番組の録音物というものの面白さはそういう所にあるのだろうと思います。番組そのものがニッチでマニアックなものですから、リスナーでない人、素人にはおすすめ出来ないかもしれませんけど、でも、リスナーなら必携の一品でしょう。
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Oxygene
先日久しぶりにじっくりと聴いて、今でも十分聴ける完成度の高さに改めてこのフランス人シンセアーティストは=やはり=偉大だなと感じさせられました。(ちなみにお父さんは映画音楽界の巨匠です)。シンセミュージックの原点なる物を聴くムードの時には必ずそこに有って欲しい1枚です。当時の他の売れていたソロシンセアーティストの中では内容的にも一番ファンキーでクールだったと思います。日本では認知度があまり高く無いアーティストですが、海外ではシンセ音楽、テクノが好きでは無い人達でも、必ず1度はまともに聴いた事が有る名作です。本作の OXYGEN part4が彼の名を世界中に知らしめた定番の大ヒットナンバーですが、当方のお気に入りはOXYGEN part2、この曲中のしつこい程ビョンビョン、ブルルンとメインで過激に唸るシンセの効果音が今聴いてもたまらんです。(アナログシンセを買ったら誰でもまず最初に試す様な効果音と言うか。)+oxygen part5の曲中盤からアップテンポなシーケンサーのフレーズに変わる部分のホワイトノイズ系のリズム音がカッコ良いです。OXYGENと同一レベルの完成度の高いセカンド名作EQUINOXでも使用される耳に優しい?ポコポコアナログリズムマシン音が本作の大好きな部分です。このアナログリズムマシンの音を聴くために本作を聴くと言っても加減では無いです。ラストナンバーはいつも切ないナンバーと言うか、フランス人ならではのメランコリックな雰囲気で閉じる部分も良いですね。これから彼の作品を聴く方はまず本作+セカンドのEQUINOXとサードの初期作品の完結編的なMAGNETIC FIELDを是非買い揃えていただきたいです。テクノミュージックのファンなら上記3作品は確実にコレクション内に有るべきだと思います。
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