　『アテナイの学堂』は、３７歳で夭折したラファエロが２７，８歳の時にバチカン宮殿の「署名の間」に描いた壁画で、ルネサンス芸術の最高傑作の一つに数えられるものです。そこでは、古代の哲学者たちがいきいきと語り合う姿が見られます。作品全体の構成も完璧です。　私は、できれば、かなり大きなその絵画の複製画を購入して、自宅の部屋に飾りたかったのですが、飾るにふさわしい適当な部屋がなかったので、代わりに、その絵画が印刷されているマグカップを買いました。絵は小さいですが、学術的香気も感じられる味わいのあるカップであると思っています。値段もそれ程高くなく、実用上も、適度の形と大きさのもので、とても重宝しています。ラファエロ・サンティ『アテナイの学堂』のマグカップ：フォトマグ（世界の名画シリーズ）関連情報

看板学部と看板倒れ学部 - 大学教育は玉石混交 (中公新書ラクレ)

新書であることと、著者の経歴からして、よくある自分の狭い見識を垂れ流ししている書籍かと思ったのだが、立ち読みしてそうではなさそうと購入。一気に読んだが、読みやすくて、しっかりかかれている。もう少しがっつりデータに基づいて書かれていて、深い分析があるとなお良いと思うが、空いた時間に一気に読むには、むしろこれくらいが良いかも。「看板倒れ学部」「ひな壇学部」など、ネーミングが絶妙。看板学部と看板倒れ学部 - 大学教育は玉石混交 (中公新書ラクレ) 関連情報

＜織田信長と本能寺の変＞真説・異説も玉石混交？　本能寺の変解釈の歴史 (歴史群像デジタルアーカイブス)

　まず、この本は１３ページしかありません。　それは、ちゃんと本の解説欄にかかれていますので、このページ数にこの金額（私がこの文章を書いている時点で９５円）を払う価値が有るかどうかは読者によって変わってくるでしょう。　私にとっては、十分な価値がありました。　本の内容については、解説にあることが全てです。　事件当時の一次資料、その後江戸・明治・大正・昭和に唱えられた説を順を追って列挙されています。　資料や唱えられた説についての詳細な説明はありませんが、本能寺の変について自分たちなりに考えてみるにあたり、目を通すべき資料を列挙してもらえたことは、一人の歴史好きとして非常にありがたかったです。＜織田信長と本能寺の変＞真説・異説も玉石混交？　本能寺の変解釈の歴史 (歴史群像デジタルアーカイブス) 関連情報