ブッカー・T&ザ・MG's ランキング!

ブッカー・T&ザ・MG's バック・トゥ・バック

冒頭、司会者のブッカー・T&ザ・MG'sメンバー紹介からしてもうアカン…アドレナリン全開!期待感でいっぱいになる。時代は67年だが演奏の雰囲気はソウルではなく完全にロックのノリだ。観客の歓声勢いも凄い。スタジオ盤とは比較にならないほど剛力なアルのスネア爆発をバックに、ブッカーのハモンドとスティーヴのテレキャスターの丁々発止が物凄いウネリをもって襲いかかってくる。JBの場合もそうだけど、芸術の都パリには演奏者を鬼神に変える魔物が潜んでいるんですな。クセダマ変化球一切なしの、直球ド真ん中なインストロッキン?ソウルが最高すぎる4曲。一方、中盤で一旦引っ込んだMG'sに代わって、マーキーズのホーン隊3人が登場。コチラはいかにも67年を体現する?ズンドコ・スットコドッコイなソウルジャズを3曲演奏。MG'sとの微妙な音楽性の違いを嗅ぎ分けて下さい。そして再びMG'sの登場。アフターアワーズ的に寛ぐミディアム#11を挟んで、後半3曲を演奏。前半4曲ほどの緊張感はないが、それに代わってノリノリなロックンロールがとってもお茶目なのでした。それにしてものブッカーさんのハモンドである。ジョン・ロード も ラリー・ヤング も ジャッキー・ミットゥ も大好きだけど、ブッカーさんの前ではそのオルガンがチョッピリ霞んでしまう。七色レインボーな音の洪水とリズムの凄さと言ったらもう!■追記。ちなみに、このCDに収録されている MG's のライヴ音源7曲だけ聴きたい!と言う人にピッタリなコンピ盤CDが、Wounded Bird レーベルから発売されました。→ Booker T & The MG's : Soul PartyBooker T. Jones (org)Steve Cropper (g)Donald Dunn (b)Al Jackson, Jr. (dr)Wayne Jackson (tp) #7,8,9Joe Arnold (as) #7,8,9Andrew Love (ts) #7,8,9■Recorded live in March 1967 at the Olympia Theatre, Paris.# Stax 720 バック・トゥ・バック 関連情報

ブッカー・T&ザ・MG's ヒップ・ハグ・ハー

前作「アンドナウ」に続く'67作のアルバムです。ジャケットはもろに当時のイギリスのモッズ、スウィンギンロンドンを意識していますね。「カーナビーストリート」というこれまたもろなタイトルの曲も入っています。この曲のどこが、カーナビーストリートなのか、どちらかと言えばバーズぽい気もしますが・・・でもかっこいいです。冒頭のタイトル曲がなんと言っても、一番最高にクールでヒップでしょう。アルバム全体の印象はちょっとイージーリスニング調で、のちの彼らの方向性を予見させるような出来です。時代的にも少し洗練されてきた彼らの音が聴けます。黒っぽさは残しつつもより幅広くアピールできるような音作りがされていて、実際に売れたのかどうかは知りませんが、BGMとしてもソウルインストとしても最高の作品となっています。 ヒップ・ハグ・ハー 関連情報

ブッカー・T&ザ・MG's ボブ・ディラン ベスト・オブ・ライブ[DVD]

ディラン側の了承を得た公式な映像集ではありません。画質も概ねアナログTVからダビングしたビデオテープ程度です。あくまでもそれを前提の上での評価ですが、比較的入手し難いライブ映像を集めている点で、コレクション的には意味のある商品です。曲目は説明にある通りで、1〜3が1979年のサタデイ・ナイト・ライブ、4〜5が1985年のファーム・エイド、6が1990年のBYRDSリユニオンへのゲスト出演、7は1991年のグラミー賞、8は2000年代ぐらいの大会場での弾き語り、9は30周年記念コンサート、10〜12が1995年のR&Rホール・オブ・フェイム・コンサートより。YouTubeで探しても半分ぐらいしか見られない、「ベスト」ではないにしても、「レア」ライブ映像集と言えます。特に、6はこのDVDで初めて見ました。初心者のファンや、ライブ映像に特別関心のない方にはあえてお勧めしません。 ボブ・ディラン ベスト・オブ・ライブ[DVD] 関連情報

ブッカー・T&ザ・MG's グリーン・オニオン

現在、私好みのハモンドオルガンをフィーチャーした曲が無かったので好きな私の好きなハモンドの音色を聞きたくて購入を決めました。初めてブッカー・Tをアルバムで聴きましたが、やはり良いです。昔はこんなインストの曲でも、ヒットしていたんですねーーー。気軽に聞く CDとしては最高でした。 グリーン・オニオン 関連情報




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