ニューヨークの巴里夫(パリジャン) [DVD]

スパニッシュアパートメントから10年の本作。40歳になっても本質的にはなんら変わらないグザビエのダメっぷりが愛おしい。さらに10年後の彼らも観てみたい… ニューヨークの巴里夫(パリジャン) [DVD] 関連情報

子どもたちの戦争 (漫画家たちの戦争)

少年漫画が登場した頃、戦争を題材にした作品は非常にたくさんありました。漫画家の多くの方々は、戦争体験を有しておられ、その当時の日本人は二度と戦争をしてはならない、という気持ちを強く抱いていたと思います。戦時中の子供たちにとって、戦争体験とは、戦争は空襲から逃げ惑ったり、父親を戦場に見送ったり、食べ物がなく空腹でいたり、といったことが共通します。そして、疎開です。親は家に残り、子供たちを田舎に一時的に避難させました。足手まといにならないようにするのが、目的であったのでしょう。藤子不二雄Ａさんが製作した映画『少年時代』にみられるように、そこにはイジメが待っています。親が守ってくれない子供にとって、そこは戦場になってしまいます。二重の意味が子供たちの戦争には含まれているようです。少年漫画は子供たちに読まれるために描かれていますので、この巻は特に力が強いように感じます。 子どもたちの戦争 (漫画家たちの戦争) 関連情報

林芙美子 巴里の恋―巴里の小遣ひ帳、一九三二年の日記、夫への手紙 (中公文庫)

この本では、いままでの日記で「Ｓ氏」としか表示されていなかった人物が、はっきり「白井晟一」であることが調べられている。若い林芙美子と若い白井晟一がパリで恋に落ちたのは、建築界では常識的だが文学界では画期的な発見だという。それはともかく、建築家白井晟一の若い頃（２、３０代）は謎だらけなので、この日記は興味ぶかく読んだ。ぼくはさまざまなことを想像した。 林芙美子 巴里の恋―巴里の小遣ひ帳、一九三二年の日記、夫への手紙 (中公文庫) 関連情報

セドリック・クラピッシュ／グザヴィエ青春三部作DVD-BOX

せっかく映像も音楽もセンスのいい作品なのだから、画質も音質も抜群のブルーレイで発売して欲しかったです。この商品は既存のＤＶＤをただ箱に詰めただけって感じで、安直だし芸が無いです。せめてパッケージを統一するとかして欲しかった。それぞれ発売元が違うので無理なのでしょうか。「スパニッシュ…」と「ロシアン…」を特典として付けた、「ニューヨーク…」のデラックスバージョンと捉えた方が正確かも知れません。ちなみに本国フランスでは、３部作のブルーレイＢＯＸが発売されています。このシリーズのファンならば、何度も観返してからセリフを暗記して、輸入盤のＢＯＸを買うのもいいかと思います。ただしその際はリージョンＢなのでお気を付けを…。 セドリック・クラピッシュ／グザヴィエ青春三部作DVD-BOX 関連情報

40歳になったグザヴィエは、妻ウェンディ�