ロリーナ・マッケニット ランキング!

ロリーナ・マッケニット Book of Secrets

カナダのケルト系女性ヴォーカル、ロリーナ・マッケニットの6th。1997作今ではすっかりケルト系シンガーとして第一人者の地位をつかんだ彼女。今作は歴史書をモチーフにした作品で、マルコ・ポーロやダンテなど曲ごとにテーマのある作風になっている。雄大なサウンドはケルトのみにとどまらず、東方風の音階を取り入れるなど、全世界を包み込んだようなスケールを感じさせ、そこにのるロリーナの歌声は何もかもを悟ったような母性と神秘性をもって力むことなく曲に溶け込んでいる。 Book of Secrets 関連情報

ロリーナ・マッケニット Wind That Shakes the Barley

これじゃレビューにならないので、ちょっとだけ書かせてください。あちこち旅をされて、ご自身を見つめ直されたのでしょうか・・・今回は原点に戻って来られました。素朴な伝統音楽ですが、この方のアレンジは細やかでやさしい気配りのようなものが音の隅々にまで込められている気がして聴いていてとても幸せな気分になります。8曲目のみオリジナルですが過去を振り返られたお気持ちを、移住という悲しい出来事と重ね合わせてあえて歌わずに表現されたような、そんな勝手な解釈で聴いていると涙がこぼれそうです。アイルランドの商業音楽はもう飽きたけどケルト音楽って何を聴けばいいの・・・なんてもし思われているならこの作品を聴いてみるのも良いかもしれません。 Wind That Shakes the Barley 関連情報

ロリーナ・マッケニット Nights From the Alhambra [DVD] [Import]

カナダのケルト系ヴォーカリスト、ロリーナ・マッケニットのライブ作。2007作タイトル通りアルハンブラ宮殿をステージにしたライブを収録。CD2枚組+DVD現時点での最新アルバム「An Ancient Muse」も素晴らしい出来であったが、ここではデビューから22年を経てもなお充実した活動を続ける彼女のライブの様子が楽しめる。厳かな空気に包まれて演奏が始まると、ヴァイオリン、チェロ、パーカッションなどをバックに、静かでありながらも確かな表現力に富んだ、彼女の美しい歌声が響き出す。楽曲は2ndを除く各アルバムからそれぞれ3曲前後と、これまでのベスト選曲的にもなっており、初めて彼女の歌声に触れる方でも充分楽しめる。貫祿すら漂う絶品のヴォーカルはもちろん、自身の奏でるハープ、アコーディオン、ピアノの音色も美しい。まさに夢のようなアルハンブラの一夜。DVDの方では、映像付きでこのライブの模様が楽しめ、アルハンブラ宮殿の幻想的な雰囲気と、それにも増して崇高な空気をまとって歌い、演奏するロリーナの姿がとても印象深く心に響く。 Nights From the Alhambra [DVD] [Import] 関連情報




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