大阪維新 ランキング!

大阪維新 検証 大阪維新改革 橋下改革の軌跡

423ページに及ぶ大部の書籍だが、その内容は簡潔かつ明瞭、必要かつ十分。読みやすく、私は入手したその日のうちに読破してしまった。橋下知事誕生から7年半の維新改革のすべてが網羅的に紹介されている。客観的な記述に貫かれているにも関わらず、ワクワク、ドキドキしながら最後まで読了できたのは、維新改革の軌跡そのものがドラマチックだからだろう。序章、維新改革とは何か、は、維新改革のダイナミズムを企業の改革とのアナロジーも用いながら紹介している。簡潔な序章は、最初に読むのもよいかもしれないが、全編を一読したうえで改めて読んでも、味わい深い。第一部、府市の6年間の維新改革を評価する、は、維新改革の全体像が掌握できるように概念整理をしながら、データに基づく現状認識(厳しい現実)の共有を図ったうえで、過去の改革の経緯も踏まえつつ、維新改革を解説していく。交通インフラ、府市連携の成長戦略、生保等社会政策のイノベーション、教育改革、財政再建、公務員制度改革といった骨太な改革の軌跡は圧巻だ。第二部、個別事業の改革事例、は、地下鉄、水道、病院、大学、美術館など個別事業の改革の成果を紹介している。議会の抵抗で道半ばの事項も含まれるが、報道等で散発的にしか把握できていなかった個別事業の内容を正確に理解するのに役立つ。第三部、統治機構の在り方を見直す、は、まさに大阪府市の二元行政を是正する手段として、橋下維新がなぜ漸進的改革ではなく、急進的な都構想に執着しているのか、について、筆者なりの考察を展開している。(本書で唯一残念だったのは、このパートが簡潔に過ぎ、データ等の補完もほとんどないこと。)以上、大阪の再生、さらには大都市政策一般に関心を有するすべての方々にとって必読の書だと思う。私も読了はしたが、データも満載であるため、当面、座右の書として、辞書的に参照する日々が続くだろう。 検証 大阪維新改革 橋下改革の軌跡 関連情報

大阪維新 歌物語-〈物語〉シリーズ主題歌集- (完全生産限定盤)

久々に待ち焦がれて購入しました。今までのOP・EDのDVDが特典に付、とても良いです。終わり物語のさよならのゆくえも入れて欲しかった。ジャケットのイラストもとても良い!!間違えなく、買って大正解のCD!! 歌物語-〈物語〉シリーズ主題歌集- (完全生産限定盤) 関連情報

大阪維新 大都市自治を問う 大阪・橋下市政の検証

 本書は、都市計画、社会学、政治学、教育、地域経営等9名の専門家がそれぞれの分野から、橋下氏が、「進めた政策は成果を生んだか、不正解か」、「大阪の課題に対して有効な政策を打ったか」及び「政治的にはどのような戦術や構造が見られるのか」等を中心に、詳しく記録し、事実を基に検証しているもので、一般の読者にも分かりやすい表現と内容になっている。  橋下氏のやり方は、基本的には沈滞する関西経済の状況下で、大阪人がもつ東京への対抗心を不必要に増幅し、大衆無関心層に詳細で重要な事実を知らしめることを回避して、拙速な施策を、必要な合意形成も不十分なまま、急激に進めようとしていることが分かる。 そのため、その手法の中心となったのは、まさにタレント弁護士として知名度を利用した橋下氏が行った、「おもろい男」、「何かやってくれそう」との一般大衆の大衆扇動と迎合政治であろう。 しれ以外にも、本書には福祉・教育を大幅に削減する一方で大規模カジノを構想するなど橋下氏や市政の不適切な施策、姿勢が多々示されているが、中でも一番驚くのは、自らの批判者に対する激しい攻撃態様である(4章等)。 就中、職員からの批判を抑え込むための公務員と労組への攻撃は、法を熟知する弁護士としての橋下氏の乱暴な行為にただ驚くばかりである(第9章)。 社会経済の沈滞状況下では、公務員バッシングが起こるのが世の常だが、橋下氏はこれを一番に利用した。確かに、あまり熱心に動かない、不親切な府・市職員は一部にはいるかもしれないが、日本国憲法に忠誠を誓った職員の大半は、府・市民のためにまじめに汗している者たちである。市職員への政治活動等に係る強制アンケート、組合事務所退去、教研集会会場使用不許可、入れ墨調査等において、橋下氏の職員及び労組に対する攻撃は、全て、労働委員会及び裁判所で違法と断罪されており、うち前2者では大阪市は損害賠償の支払いを命じられている。思想信条の自由や勤労者の生きるための諸権利を弾圧する者は、どんな施策をしても為政者には不適格であろう。 先日の大阪府知事・市長選挙の結果を受けて、一度否定された大阪都構想は今後また再度俎上に載せられることが予想されるが、その際には全大阪市民には適切な事実が開示・提供され、自由な意見の表明と討論が保障されることが非常に重要である。 そういう意味で、本書が発行されたのは、非常に有意義であったと思われるが、もう少し早く市民の手元に届けて欲しかったし、今後予想される再議に備えて、本書の普及とともに編著者の方々には、持続する志でもって、発言し行動していって欲しいと思う。      大都市自治を問う 大阪・橋下市政の検証 関連情報

大阪維新 全5種類 ふわふわ ティッシュカバー ぬいぐるみ 犬 羊 SK (ティッシュカバー 羊 白)

姪っ子の誕生日プレゼントに購入しました。夜に注文して次の日に届きました。誕生日に間に合って良かったです。ふぁふぁで可愛かったです。 全5種類 ふわふわ ティッシュカバー ぬいぐるみ 犬 羊 SK (ティッシュカバー 羊 白) 関連情報

大阪維新 大阪維新 角川SSC新書 橋下改革が日本を変える (角川SSC新書)

この本はあたかも大阪から日本の国のあり方を変えれるような錯覚に陥る。霞ヶ関は機能不全だともいわれている。しかし、これがホントによい改革案なのだろうか。私には疑問におもえてしかたがない。one大阪は、中央集権のシステムであり、道州制はアメリカの統治システムであって、日本本来の統治システムではない。現在の日本の統治システムでさえ、明治維新、敗戦後の中で築かれてきた西欧型の統治システムである。だから今、日本人が目覚めなければならないのは、自分たちの足元にある歴史の中にある統治システムを学ぶことである。江戸時代には、享保の改革、寛政の改革、天保の改革などの改革が実施されたから、江戸時代は260年ほど続いたのである。今こそ、ハンチントンが述べるように世界文明の一つである日本文明としての新しい国のカタチをつくる時なのである。その手法は、西欧社会から受け継いだ洋才ではなく、自分たちの足元にある文化文明から学ぶべき手法として、和魂和才の時代へ移行しなければならい。この本の欠陥は、西洋的洋才に屁だった改革案でしかないことである。それと、少々自画自賛くささが鼻につく新書である。日本人は、もっと、謙虚に物事を進めなければならない。改革を急ぐと、足元をすくわれるだけである。大阪問題の改革点を暴きだした処は、評価できるだろう。<追記>この上山試論のもう一つの欠陥は、時代錯誤も甚だしい中央主権型の改革案であること。今、行おうとしている改革は、地方分権から地域主権の時代へ移行することである。先進国はどの国も少子化高齢化社会へと移行していく。その中で肥大化しすぎた都市は、縮小都市を目指さなければ生き残っていけないのである。それに、都市が縮小していけば、足らない部分は他の都市間ネットワークによって補完されていくのである。自前で全てを賄うフルセット型の都市計画(one大阪)は、40年前に破綻したことが実証されている。時代錯誤も甚だしいのが、one大阪の都市構想案である。これからの時代は、分散型の都市間ネットワークにより、互恵的戦略の経済政策として機能していかなければ、都市は生き残っていけないのである。それが、縮小都市であり、都市縮小の時代への始まりである。one大阪は、愚策として過去に一部の業者だけが儲かったシクミである。都市縮小の時代は、地域間ネットワークによる新しい経済政策への移行をビジョンとする。また、一部の報道機関から流される情報、体勢内から発信された書籍を鵜呑みにして賛同することは、ソヤソヤと付和雷同することを意味する。この点、要注意。 大阪維新 角川SSC新書 橋下改革が日本を変える (角川SSC新書) 関連情報




Loading...


ここを友達に教える