家田荘子 ランキング!

家田荘子 (072)少女犯罪 (ポプラ新書)

詐欺・窃盗、覚せい剤、売春、おやじ狩り、集団いじめをやった5人の少女たちが、どういう経緯で犯罪に手を染めるまでに至ったのか。他の少女たちも含め、少年院での暮らしぶりが手に取るように書かれている。この本を読むまで、少年院に入った子イコール悪い奴で、一生治らない、どうせ再犯する、と思っていた。実際犯罪を繰り返す子も多いから。しかしこの本を読んで、イメージがガラリと変わった。少年院は、子供のゆがみや家族のゆがみがどこで生じたのか、誰も気づかなかった問題点に気づかせてくれるところ。だから、警察に捕まって少年院に入れられたら、それは悪いことなのではなく、むしろとても良いことなのだと知った。そこから正しい道を歩めるのだから。家田さんが取材した少女たちは、口をそろえて「ここへ来てよかった」と言っている。そのうちの一人に、街にいる不良たちをどうしたら更生させられるだろうと質問したら、「保護された方がいい」と答えたのには驚いた。「早く逮捕されてここに来れば立ち直れる」からだ。逮捕されることなく、隠れながらずっと犯罪を続ける子達もいるが、その方がずっと危険で不幸なことなのだ。説教臭やお涙ちょうだい的なしつこい演出は一切無く、本が苦手な私でも一気に読み終えることができた。そして、家出中のよその子を家に招き入れて、風呂を貸したりご飯をごちそうする“よその優しいお母さん”が、実はとても悪いことをしているのだとわかった。子供が自らの力だけで、不良になるのではないとわかった。家庭と環境、とりわけ子供に無関心な親(ほったらかし、家出してたまに帰宅しても何もきかない、等)が一番悪い。そうならないよう、自分も気を付けなければと胸に深く突き刺さった。 (072)少女犯罪 (ポプラ新書) 関連情報

家田荘子 少女は、闇を抜けて―女子少年院・榛名女子学園

みんな普通の子、どこにでもいる子、ちょっとしたことであったり、大人になれない親たち、もっともっとみんなで声をかけれれば少しは買われたのでは、榛名女子学園の先生たちに深く感謝。 少女は、闇を抜けて―女子少年院・榛名女子学園 関連情報

家田荘子 極道の妻たち Neo [DVD]

極妻シリーズの中で一番感動しました。黒谷さん演じる琴音や、原田さん演じるアザミの愛する人ためなら命も惜しくないという1人の女性としての生き方に感動しました。 極道の妻たち Neo [DVD] 関連情報

家田荘子 極道の妻たち 危険な賭け [DVD]

極妻の初期作品が、約半額でゲツトできました。 他の追従を許さない「岩下志麻」姐御のド迫力演技と中島貞夫監督の素晴らしい演出に拍手喝采!!デス。 廉価版に飛びつき・・正解でした。今後も追加して全シリーズを揃えたいと思ってます。 極道の妻たち 危険な賭け [DVD] 関連情報

家田荘子 「妻のいる男」の愛し方 強くて綺麗な女になる 新・不倫のルール

家田荘子さんは、取り上げる題材がスキャンダラスなものが多いのよね。こちらは不倫をテーマにしています。昔であれば愛人を持つなんてお金持ちの男性しかできないことだったのになあ。今は全く収入の無い男でさえ不倫できるんだから、楽チンですねえ。それにしても女のほうには何のメリットも無いような関係を続ける人って、けっこういるもんなんですね。著者自身もそういった関係になったことが、かってはあると認めています。ちょっと羨ましい気はします。若いころにそんな経験してみたかったなあ。何の望みも将来も無いのに、それでも愛人でいられるのってある意味すごいなあ。悲劇のヒロインの気分に浸って、ドラマチックでいられるのかしら。著者は泥沼に嵌ったりしないような、強くて綺麗な愛人でいられるようにとアドバイスしています。まあそれはそれでいいんだけど、ちょっと違うなあ。職業愛人ならば、それなりにさばさばと出来るんだろうが、金目当てでないとしたらなかなかそんな風に割り切れないだろう。奥さんと私とどっちかを選んで!的な状況になるのが不倫の醍醐味だと思うがね。 「妻のいる男」の愛し方 強くて綺麗な女になる 新・不倫のルール 関連情報




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