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卑弥呼の国 卑弥呼の正体―虚構の楼閣に立つ「邪馬台」国

確かに一介の文献史学者の著作としては、度量を超えているものがある。多分、日本を含めて中国・朝鮮(韓国)の学者にもこれ程の古史通はいないと思う。その読破量と漢籍の力は半端なものではない。が、漢訳に恣意性が見られる。漢語は句読点もなく、品詞が確定されないのを都合よく自己の結論(我田)に引水しようとする傾向が見られる。楽浪・帯方郡はおろか、馬韓・弁韓・辰韓、高句麗・百済・新羅も全て遼東半島内にあった一部局であり、邪馬台国は祁馬臺→既馬臺→蓋馬であり、最終的には韓国・北朝鮮を超えて鴨緑江の北、現中国吉林省の大古馬嶺まで持って行こうとするのは余りにも無理がある。あの辺りは川も凍る厳冬地帯である。魏志倭人伝に出てくる倭国はどう見ても温暖な南方系の特色を示しており、剰りにも氏の言う「牽強附会」に過ぎない。あと、邪馬台国に至る対馬・一支・末盧・伊都国についても全く触れていない。その前の狗邪韓国の狗邪や伽耶・伽羅などの基本的な地名に関しても逃げている節がある。兎に角、何が何でも倭人伝に書かれている内容は全て朝鮮半島北部の‘事象’に帰結させたいという“意図”が見え見えである。あと、倭が半島にあったというなら、倭人語と朝鮮語との関係、出土遺物の紹介や北九州の弥生〜古墳遺跡の相違点にも触れなければならない。これは、古代史を専門に扱うプロ/アマ変わらぬ基本的姿勢である。あと、古事記や日本書紀に書かれてある事の解読にも取り掛かってほしかった。著者の着眼点とそれを実証しようとする物凄い執念(著者の言葉では死狂い)には敬意を表するとはいえ、やゝ科学的検証を等閑にした片手落ちと思い込みの結末としか言いようがない。文章や言葉の流れは同じ文献史学者である安本美典氏に酷似しているが、出てきた結論が正反対というのも対蹠的だ。是非、漢籍にも詳しい安本氏の反論を期待したいところである。とにかく、この本が出て一番喜んだのは、巻末に大賛辞を載せている中国共産党の“御用学者”であることは間違いない。 卑弥呼の正体―虚構の楼閣に立つ「邪馬台」国 関連情報

卑弥呼の国 セブンセブン ランチジャー ミディー(スープ容器付) パールホワイト ALP-1100

1日目は、詰めてから6時間後に食べた所、ご飯は温かいのですが味噌汁がぬる目でした。2日目は、ランチジャーを保冷バッグに入れ、5時間後に食べた所、ご飯も味噌汁も温かく頂けました。フォークは小さ過ぎるので使っていません。ご飯の容器は量が多いので、ご飯を半分程入れて上におかずを乗せています。レンジが無い所でお昼を食べていますので、こんなに温かい状態で食べられるのなら、もっと早く購入すれば良かったと思いました。安心安全の日本製ですし、40代女性には丁度良い容量です。 セブンセブン ランチジャー ミディー(スープ容器付) パールホワイト ALP-1100 関連情報




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