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相原コージ 映画 Z 完全版 DVD-BOX

劇場版『Z 果てなき希望』観賞後に、DVDセットを購入して全部観ました。劇場版は鶴田法男監督作だけあって、単なるお祭り騒ぎのゾンビ映画ではなく、いまの日本の現状の比喩のような作品でしたが、それは、劇場版だけでなくDVD版の『狂気と天使』『友情と悪夢』『まだ見ぬ夜明け』を観ると、さらに浮き彫りになる。相原コージの原作は、それはそれでいまの世の中を反映させていると思うが、この劇場版からDVD版の一連の作品をすべて観ると、さらにそう思える。まさか『Z』がこんなにも感動作品になるとは思わなかった。確かに物足りない描写はいくつかある。しかしそれを全4作品が補い合って、4作で1本の大作とも言えるのではないか?日本版ゾンビは、悪ふざけのサブカルチャーな作品が多いのだが、この作品は決してそういう作品ではない。日本人が作った日本人のゾンビ映画だと思う。 映画 Z 完全版 DVD-BOX 関連情報

相原コージ Z~ゼット~ 1

ゾンビ物好きな人間が、実際にゾンビがいたらこんな事があるかもなー・・・とよく妄想したりイメージしたりする事をマンガにした、という作品。相原コージさんの作品は個人的に好きなのですが、この作品についてはあまり面白くはなかったです。ゾンビの系統はバタリアン1と同じで、頭を破壊しようが切り落とそうが止まらず、分離した部分も指先でも動きます。ただし動きは遅く力も普通の人間程度。ただ感染力が尋常じゃなく動物などにも感染して、ゾンビやゾンビ魚になり、感染した肉を食べても感染します。マラリアのようにノミや蚊が感染対象を吸う事でゾンビ化し、蔓延していきます。腐敗は進行しないようです。それはいいのですが、ゾンビの存在が公になっているにも関わらず世間が対策に無関心で、普通に生活を続けているのが不自然で、相原コージ的世界観と言えなくもないけど、それが面白いかと言われると微妙。絶望的な世界観のはずなのに、絶望感が描けていない。ギャグと言うにも笑いには及ばず。あと何かにつけて性と結びつける事があまりに多すぎて、読めば読むほど醒めていく。例えるなら添え物だから映えるマヨネーズを、マヨネーズ丼で出された感じ。他には何も用意できなかったんですかね?実験的な作品とは思うけれど、この実験は失敗だったと言えるでしょう。 Z~ゼット~ 1 関連情報

相原コージ コージジ苑 第一版 (トクマコミックス)

大ベストセラー「コージ苑」の懐かしさもあって、コンビニで見かけた瞬間、衝動買いしました。 なぜ今頃、著者はこの本を出す事にしたのか?と思ってページをめくってみると、序文の中でその答えを発見。 次のように書かれていました。「何よりまず食って行かなければならない」・・・おおおお。なんと正直な!(^∇^)″ 内容も、コージ苑ファンには喜べるクオリティーであり満足。また、蛇足ながら、ちょうど先日購入した「儲けのネタ大全」という本の中で、商品を売る際のアイデアとして、商品を「2015年版」のように、「年度版」スタイルにすれば、毎年最新版が売れるようになるという知恵を学んだところであったが、自分がそのような、こそくな手に、まんまと引っかかっていることに気づかされることとなった。(涙) コージジ苑 第一版 (トクマコミックス) 関連情報




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