柴田錬三郎 ランキング!

柴田錬三郎 柴田錬三郎『英雄 三国志』全6巻セット (集英社文庫)

学生のころ吉川三国志に魅了され、社会人になって北方三国志に興奮し、最近初めて柴錬三国志を読了しました。どの作家の三国志も好きですが、中でも柴錬三国志では、諸葛亮孔明にスポットを当てたそのダンディズムを楽しませていただきました。第1巻の書き出し「おどろいたことであった。人間が、空から降って来たのである。」この1行で、すでに柴錬ワールドにとりこまれ、一気に6巻まで引っ張ってくれた感じです。特にクライマックスの「出師の表」は、人は命を何のために使い、何のために失うのか、失うべきか。人が生きた証とは何か。など縷々感じさせ、考えさせられます。柴錬三国志は、男が男のために書いた男たちの物語だと思います。第1巻『義軍立つ』、第2巻『覇者の命運』、第3巻『三国鼎立』は、1964年の「英雄ここにあり」全3巻(講談社文庫)<黄巾賊討伐から赤壁の戦い、五丈原、出師の表まで>(1969年には第4回吉川英治文学賞を受賞)第4巻『出師の表』、第5巻『攻防五丈原』、第6巻『夢の終焉』は、1977年の「英雄・生きるべきか死すべきか」全3巻(集英社文庫のち講談社文庫)<出師の表から南征、孔明没後、三国時代の終焉まで>この2作を併せたものが、「英雄三国志」全6巻(集英社文庫)。 柴田錬三郎『英雄 三国志』全6巻セット (集英社文庫) 関連情報

柴田錬三郎 赤い影法師 (新潮文庫)

お恥ずかしながら、初めて読んだ「赤い影法師」非情で酷薄で残酷で物凄いハードボイルドな忍びの世界。忍者だけには生まれ変わりたくないな。とアホな事を考えてしまいました。読み応え十分!噂通りの傑作ですね! 赤い影法師 (新潮文庫) 関連情報

柴田錬三郎 三国志 完全ビジュアルガイド (The Quest For History)

三国志に興味があったので、参考になり、楽しく読むことができました。 三国志 完全ビジュアルガイド (The Quest For History) 関連情報




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