表紙だけ見て購入したのですが、帯に「今市子、萌を語る」…ってエッセイ集じゃないですか!フェイントですよ!(自分のリサーチ不足) フェイントではありましたが、大変興味深く、面白く読めました! 今さんの視点から見た「萌」ってこうなんだーという点と、この作品にこんな「萌」があったんだーという点で楽しめました。 バレエや洋画、邦画、和・洋・韓流ドラマ。盛りだくさんでした。あまり興味を持っていなかった分野のレビュー(?)もあり、視野が広がって良かったなーと個人的に思っております。「人の数だけ萌えがある」と書いておられましたが、まったくそのとおりだなーと感じた次第でございまして。今先生と何ひとつ好みがかぶらず、逆に笑ってしまいました。 軽快なエッセイ集ですので、ぜひぜひ読んでくださいませ。 萌えの死角 (ニチブンコミックス) 関連情報
何を書いているのかごちゃっとしていてわかりづらかった。そして私は腐女子ではないのでさらにわからなかった。 萌えの死角 (4) (ニチブンコミックス) 関連情報
前半は24のテーマ(英田先生のフリーテーマ含む)で先生の萌について語られています。この24のうち私にとっては20がかなり共感できるもので内5つは趣味ど真ん中だったためとても楽しめました。そして相変わらず高階佑先生の挿絵がとても美しかったです。表紙の他に後半部分の小説に3ページと見開き1ページのエッセイマンガがあります。しかし残念ながら後半の小説は、残り100ページほどしかなく低クオリティーは仕方ありませんが、時間もスペースもないことはわかっているはずなのにCP2組の無駄な人物設定が多すぎた気がします。メインCPは(38歳バツイチ養子持ち)×(38歳で攻に片思いし続けてる童貞くん)で、もう一つは(20歳養子くん)×(38歳でメインCPの友人でヤクザ)の二組です。先生の萌ポイントを多用するための小説であるとしても、わざわざ2つに分けないでメインかサイドどちらか絞ってもっと深くすればよかったんじゃないかなぁと思います。私は英田先生の大ファンなので前半だけでも満足ですが、この本で初めて英田先生に出会った方には(少数でしょうが)、エスシリーズやDEADLOCKシリーズのような秀逸なキャラクターを作り出せる英田先生の実力が伝わらないでもったいない気がします。お値段も少々高めですしね。ということでファン向けには☆4つ、その他向けには☆2.5つで結局3にしました。 知らなくても生きていける萌えの話 関連情報