結城アイラ ランキング!

結城アイラ REFLECTION

"美郷あき他に並ぶランティス所属実力派アーティスト、結城アイラ"。というフレーズ通りの、前者とともに抜群の歌唱力を持った聴かせる系ヴォーカリストである。アニメ系アーティストの場合(ランティスに限って言えば)eufoniusやCeui、ゆうまおやkukuiなど、むしろ声自体の透明感や、その独自の特質によって魅了する、なごみ系あるいはしっとりファンタジー系アーティストが多い中で、正真正銘、直球ストレートなヴォーカル・ワークスそのものの巧みさにより全ての楽曲を豊かな説得力で聴かせてくれる、こういった文字通り聴き応えのあるアーティストの存在は貴重だ。結城アイラは前者、美郷あきとともに、まさにその筆頭である。実質デビューシングルとして手掛けた『sola』など美少女系アニソンでその歌声を知られることとなるが、事実そちらの系統から飛び出しても遜色のない、勿論アニソンの枠組みに埋もれることのない実力の持ち主。逆に言えば、その歌声や歌唱力の圧倒的存在感があってこそ、主題歌を手掛ける作品自体にリアルで立体的な感情描写や揺るぎない説得力をもたらすことから、こういった実力派ヴォーカリストがアニソンを歌うという図式も当然ありだろう。個人的に思うことだが、一般アーティストに比べこれらアニメ系には、非常に豊かな個性を持ったアーティストが多数見られる気がする。それは多種多様の世界観に及ぶアニメ主題歌を手掛けるという点で、ある一つの"色彩(いろ)"を持っていることが何より強みになることから(その典型はビクター所属のARI PROJECT)当然そういった豊かな特質を得られるという事象が発生する。だからこそ多種多様、様々な独自の聴き所を持つアーティストが存在し、各シーズン期間ごとに新規のアニメ主題歌を探索するのは実に楽しい。昨今ではソニー系など一般アーティストがアニメ主題歌を手掛ける事例が数多く、それらとアニメ系アーティストの占める割合が50/50(フィフティ・フィフティ)であるのだが、しかしそれを差し引いても、やはりアニメという独自の枠組み(個人的には辺境の聖域と呼びたい)の中で、しかも一般アーティストやアイドルなどに負けない実力が確かに日々育っていることを実感するのだ。美郷あき同様、ほぼ全楽曲作詞を手掛ける作詞家・畑亜貴とのコラボによる縦横無尽の化学反応も楽しめる今回の1stアルバムは、『sola』発、またはその他作品のOPやED曲が主だった収録曲であったため、やや疾走感の強い盛り上げ系の楽曲が目立ったが、最近発売されたコンピレーションアルバムである『空を見上げる少女の瞳に映る世界』インスパイアードアルバムでは、むしろこういった楽曲こそ彼女の真骨頂では?と思えるほどの聴き応えのあるメローな曲調のじっくりと聴かせるバラード(本アルバムでは「記憶の鎖」系統?)も披露しているだけに、今後の展開こそが実に楽しみなのである。"音楽は歌声を選び、そして聴く耳を選ばない"―結城アイラは、まさにそのことを実感させてくれる豊かな実力と感性を持ったヴォーカリストである。 REFLECTION 関連情報

結城アイラ For My Dear...

前回のアルバム「Eternalize.」は数少ない既存のシングルからカップリングも含めて詰め込んだもので、あまり新鮮味のないものになってしまっていましたがアイラさんもいろんなアニメやゲームとタイアップして曲を発表するようになったからなのか今回のアルバムでは初めて聴いた曲も数多くありました。これを聴いて思ったのは明らかに歌う曲の幅が広がったことです。バラード系を中心に丁寧に、優雅に歌い上げる曲が多かった彼女ですが明るい元気な曲やポップな曲、変化球の民族調の曲まで歌うようになりました。収録曲それぞれがアニメ、ゲームの主題歌となっているからなのか、一つ一つの曲にしっかりとしたテーマ性、方向性があって非常に印象的な曲が多いです。しかもそうでありながら不思議とアルバム全体としてのまとまりが感じられます。これは彼女が自分自身の持ち味を失ってはいない証拠でしょう。聴いていてとても心地が良いです。結城アイラのファンにも、アニメやゲームのタイアップで知った方にもおすすめのアルバムです。 For My Dear... 関連情報

結城アイラ 宇宙戦艦ヤマト2199 コンサート2015 & ヤマト音楽団大式典2012 (特装限定版) [Blu-ray]

映像、音質、まずまず良いのではと思います。個人的には2015の方がサントラ録音時の編成に沿った形式で好印象でした。 宇宙戦艦ヤマト2199 コンサート2015 & ヤマト音楽団大式典2012 (特装限定版) [Blu-ray] 関連情報

結城アイラ 宇宙戦艦ヤマト2199 ヤマト音楽団大式典2012 [Blu-ray]

包み込まれるような5.1CH音響。画像と一体となって、あのコンサートのあの雰囲気が甦ってくる。第一部、オーバーチュアから始まる興奮、ひと呼んで波動サウンド!第二部は、ささきいさお、結城アイラ、三郷あき、YUCCAさんらのヴォーカル曲の華麗さに酔いしれる。各曲ごとに丁寧にコメントもあり、あの時にしか聞けなかった言葉も懐かしく聞ける。映像があることでコンサートの現場では見られなかった宮川彬良さんの指揮の最中の表情やヤマト音楽団の面々の演奏場面もしっかりアップの絵で体験できる。そして、演奏と一体化した大勢のヤマトファンの笑顔も。ヤマト2199のコンサートはこれまでにCDもでているが、この盤はそれと編集が異なる。音を目指して購入される方もダブりはない。オーディオコメンタリーもヤマトへの愛に満ちた面々で一枚で二重にも三重にも楽しめる。そして、このコメンタリーは、氷川竜介氏所蔵の旧74年版のBGMの録音作業時の宮川泰の声が聴けるのだ。宮川泰から宮川彬良へ音楽の、そしてキャラクターのバトンが渡されていくことはまさに奇跡というしかない。映像特典のヤマトークも地方在住の私は行けなかった回なのでとてもありがたい。出渕監督と宮川彬良さんの楽しいトーク、ヤマトよ永遠にの時のボツ曲が聴ける。「これが我々の待ち望んでいたヤマトだ」そういいたくなるようなBlu-rayである。 宇宙戦艦ヤマト2199 ヤマト音楽団大式典2012 [Blu-ray] 関連情報

結城アイラ Eternalize.

良いほうの意味です。シングルが少々微妙だっただけに、アルバム自体も期待は出来ないなぁと思っていましたが、杞憂でした。イメージアルバムからの曲は聞いたことが無かったのですが、8なんかは素晴らしく良い出来で、他もよかった。シングルもいざアルバムに入れてみるとしっくりきたりマイナス点はオリジナルの少なさですね。とはいえ、前作もオリジナル1つだけだったような気がしなくもない…とにかく、1stと同じくらいとまではいきませんが聞きごたえのあるアルバムだと思います。 Eternalize. 関連情報




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