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フランシス・トラヴィス チョコレートドーナツ [Blu-ray]

子どもの真の幸せとはなんなのか。薬物中毒で育児を放棄し、だけど血がつながった実の母親に育てられるのか。たまたま同じアパートに住んでいたというだけのゲイのカップルに育てられるのか。まだ同性愛に差別があった時代のお話で、現在においては同性愛者だから里親になれないという差別的な判決にはならないでしょうけれど、ラストのあまりの悲しさ、やるせなさ、悔しさ、子どもには何の罪もないはずなのに・・・・・。ストーリー的に展開が早くて、マルコがルディとポールを慕う過程とかをもっと表現できていたらよかったと思うのだけど、本当にダウン症の子供が演技をしているので、撮影は難しかったのではないかなと想像できます。でもマルコの満面の笑顔は、それだけですべてを語っているように感じました。ここでは同性愛者やダウン症児という設定であるけれど、こういう問題って永遠のテーマだと思います。虐待で子どもを死なせてしまったというニュースも最近では珍しくもありません。この映画は子どもにとって本当に幸せなことは何なのか、子どもの権利を守るためにはどうすればいいのか、社会全体で考えるべき問題であると提言していると思います。タイトルの「チョコレートドーナツ」は邦題で、原題は「Any Day Now」です。なぜ「チョコレートドーナツ」なのかは映画を観ればわかりますが、内容を知っていれば良いと言えば良いようにも感じるけど、タイトルだけを見るならば、さっぱり意味不明ですね。 チョコレートドーナツ [Blu-ray] 関連情報

フランシス・トラヴィス 尹伊桑:交響曲第1番

朝鮮民主主義人民共和国の国立交響楽団の高い実力が存分に発揮された演奏である。ぜひ聞いてもらいたい演奏である。 尹伊桑:交響曲第1番 関連情報

フランシス・トラヴィス チョコレートドーナツ [DVD]

 ブルーバードさんお薦め作品。  ネタバレにご注意くだささい。  ゲイバーで働くルディと、彼の舞台を熱く見つめるポールがお互いに一目惚れ。 その翌日、ルディの隣の部屋に住む女性が薬物依存症で逮捕される。 一人残された、ダウン症の息子マルコを放っておけないルディ。 ルディを演じたアラン・カミングの演技が素晴らしく魅了されました。 ルディのマルコに対する愛は、最初は、差別されるマルコに自分の姿を投影したのかもしれませんが、母の愛と同じような「無償の愛」に変わっていったように思います。何の見返りも求めず、ただひたすら、一心にマルコを思うルディの愛の深さ、彼を優しく包み込むポールにも感動しました。 人形を抱きしめ夜の街を彷徨うマルコの姿が当分、頭を離れそうにありません。ハッピーエンドのお話が大好きだったマルコの望みは、ルディとポールと暮らすこと。それが、彼が求めた「幸せな結末」だったはずなのに……。 ポールが判事や検事、弁護士に送った手紙、そして、ルディの悲しみと憤りが混じった歌声に涙がこぼれました。 邦題は「チョコレートドーナツ」。 ルディの部屋で「朝ごはんは何にする?」と問われ「チョコレートドーナツ」と答えたマルコ。 ポールの家でも、彼が作ったラザニアではなく、「チョコレートドーナツ」を食べたマルコ。 でも、ルディとポールと暮らした一年の間で、二人の愛情がこもった手料理に、マルコにとって「出来合いのチョコレートドーナツ」は、決して御馳走ではなくなったのでしょう。 歌手ルディ、弁護士ポールのその後の人生をちょっと垣間見たくなりました。 障害者、同性愛者、有色人種、職種等々、「持っていない」と断言できれる人は決して多くはないだろう「偏見と差別」を観る者に無理なく訴えかけてくる作品です。  “I am Sam”を観たくなりました。  チョコレートドーナツ [DVD] 関連情報



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