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ムベンガ ランキング!

ムベンガ シリウスの痕(きずあと) (1) (角川コミックス・エース)

絵が可愛い系でも内容がシリアスこのギャップがまた面白い一度読んでみてください。オススメです! シリウスの痕(きずあと) (1) (角川コミックス・エース) 関連情報

ムベンガ 黄金の夢の歌 (講談社文庫)

津島佑子『黄金の夢の歌』 サハリン島の南半分は日本領だったので、そこに住んでいたニブヒ(以前は、ギリヤークといった)、そしてアイヌも「日本人」として扱われ、日本の敗戦にともない、かれらは北海道にいやでも移住しないわけにはいかなかった。『黄金の夢の歌』は、柄谷行人氏が朝日新聞の書評で初めて小説を対象にした作品という。しかし、筆者がキルギスを訪れた事を記したエッセイ風だ。バイカル湖の話で、日本人の原型となった人々がバイカル湖周辺から日本に渡って来たという説を思い出した。その方向の移動ではなく、どちらでもない地点から分れてバイカル湖と日本に向かった可能性はないのだろうか。全編、普通なら地の文で「わたし」となると思われる人称が「あなた」となっているのがユニークだ。読んでいて、自分が場面に放り込まれ自分にない記憶を呼び起さなくてはならない気になる。ギリヤーク(村上春樹『1Q84』)、漢族の話などは丸川哲史氏が講師をした今年3月の長池講義や柄谷氏が最近、関心を持っている人類学と接点が多く柄谷氏に書評される為に書かれた気さえする。津島佑子さんは脱原発デモに来られたようです。ニブヒと二風谷、イヌイット(アラスカ東部のエスキモーという)とアイヌの関連はどうなのだろう。 黄金の夢の歌 (講談社文庫) 関連情報

ムベンガ 火の山ー山猿記(上) (講談社文庫)

谷崎潤一郎賞を受賞したからそう感じるのかも知れませんが、何となく「細雪」を思い出しました。この作品の中でも、照子、笛子、杏子、桜子の四人の姉妹が、それぞれの性格の違いを的確に表現しつつ、「有森家」の「女」としての生き様を見事に表現しています。その強さは、火の山(富士山)や石に代表されるような「大地」や「自然」のそれのようです。前半部分では、家に残って職業婦人として「家」を守っているのは笛子であり、後半部分の戦時の動乱時を支えるのは桜子です。その己を捨てても「男」を立てて「家」を守ろうという気迫や、その為には、何でもするという一途さが彼女たちの強さでしょう。それに比べて、「男」たちの弱さはどうでしょうか。笛子の夫杉冬吾のナイーブさと言っていいような弱さは、酒に逃げて重大事を先送りし、ついには笛子との「愛」にも耐えられなくなってしまいます。「有森家」を守るべき勇太郎にしても、桜子や笛子の助けなしには、何も出来ません。その女性たちの「強さ」の極致が、桜子の出産として描かれます。医者に何と言われようとも、女性としてどんなことがあっても子供を産むのが当たり前であり、それは自分の命を賭しても惜しくないものだと認識されています。むしろ、ここにこそ女性の強さの原点があるのかも知れません。 火の山ー山猿記(上) (講談社文庫) 関連情報

ムベンガ シリウスの痕(きずあと) (4) (角川コミックス・エース)

ついに最終巻。バッドエンド好きの私でも気持ち良いと思えるハッピーエンドです、1人を除いて。あんまりに強くなりすぎたシリウスにちょっとツマラナさはありましたが、マルセイユさんと1人バッドエンドな方が大好きになりました、なんて本当のことを書いたら、猛烈にひかれそうな気がしますが。なかなか終わりは気に入っています。物足りなさはありますが。絵とキャラが好きですね。 シリウスの痕(きずあと) (4) (角川コミックス・エース) 関連情報

ムベンガ 火の山 山猿記(上) (講談社文庫)

どうもドラマの印象が強くって・・・。映像の力は怖い。あくまでも、「原案」なのね。末弟、勇太郎が主な語りべとなっている、市井の市民が生きた記録。時代の波を被ったことも大だが、こんなにたくさんの親族が「死」に呑まれてしまう小説もめずらしい。蛇足→「杏子」という人物が魅力的。(井川さんが演じていました。) 火の山 山猿記(上) (講談社文庫) 関連情報


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