中山峠 ランキング!

中山峠 大菩薩峠 全20巻セット

無料で全巻そろいますがKindleライブラリが煩わしくなるためとhighlightsサービスを使いたいので全巻で1ファイルのこちらを購入させて頂きました。特に支障なく読めてます。 大菩薩峠 全20巻セット 関連情報

中山峠 純粋理性批判〈4〉 (光文社古典新訳文庫)

 第4巻からは、超越論的な弁証論。人間の霊魂の不死、人間の意志の自由、そして神の存在という3つの弁証論的な推論のうち、本書では霊魂の不死が「批判」される。 デカルトが精神と物質を二つの実体として規定したことで、心と身体がどのように相互に関係を持つことができるかという形而上学の難問を提示した。ここからカントの「批判」が始まる。 さらにタイトルリストにある「人間の使命」の部分。ここで生物のうちで人間だけが例外的な存在であることを規定する原理として「道徳」が論じられる。人間のうちにある道徳的な原理に基づいて、来世の存在を想定する・・・・・ここは考える部分だ・・・・・ 本書も「解説」から読み始めて、本文に戻る事によって理解が深まる。しかし、本書が膨大な「純粋理性批判」のどの部分に該当するのか、今どこを読んでいるのか、こんがらがってくる事があるが、光文社のサイトから著者が作成した「タイトル・リスト」をダウンロードできるので、これを眺めれば一目瞭然である。 純粋理性批判〈4〉 (光文社古典新訳文庫) 関連情報

中山峠 永遠平和のために/啓蒙とは何か 他3編 (光文社古典新訳文庫)

カントは『啓蒙とは何か』の中で、「知る勇気を持て」すなわち「理性を使う勇気を持て」という標語を用いる。この言葉を聞いて、多くの読者は、文字通り“勇気づけらる”だろう。しかし、カントはその危険性についてもさりげなく言及していることを忘れてはならない。「歩行器を捨てて歩いてみれば数回は転ぶかもしれない」し、「他人が自分の足で歩こうとして転ぶのを目撃すると、多くの人は怖くなって、そのあとは自分で歩く試みすらやめてしまう」そして、「自分の精神をみずから鍛えて、未成年状態から抜け出すことに成功し、しっかりと歩むことができた人は、ごくわずかなのである」近年の、著名な哲学者の一言のみを抜き出して解説を加えたり、過度に単純化した上で実用性を強調する安易な哲学ブームの中で、自らを啓蒙していると思い込んでいる人々はこのことに気がついているだろうか。哲学は決して安易なものではない。したがって、混沌とした状況下で明確な回答を提示してくれるものでは必ずしもない。だからこそ、哲学の有用性自体が古くから議論されてきているのである。カントは、以上のような危険性を認識したうえで、「人間の根本的な規定は、啓蒙を進めることにある」と述べている。この言葉の意味をどう評価するのか。古典にかえることの重要性を改めて教えてくれる作品である。 永遠平和のために/啓蒙とは何か 他3編 (光文社古典新訳文庫) 関連情報




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